2016年に地域活性の仕事の一環で東京から岩手県遠野市に引っ越した富川岳さん。広告業を生業としていた富川さんは、3年の業務が終われば東京に戻ろうと思っていたものの、初めて触れた「遠野物語」の世界に魅せられ今では完全に遠野へ移住し9年目を過ごしています。
あらゆる事柄が可視化されることで勝手に自己を喪失してしまうような現代に、何を見て、何を見ないか。人間と人間ではないもの、獣や神、妖怪と共存し暮らしていくなかで少しずつ編まれていった、この土地と自己の関係が綴られています。
発行:生活綴方出版部
発行年:2024年
サイズ:文庫判
ページ:44p