






フランスの写真家Grégoire Pujade-Lauraineの作品集。
巨大都市の周辺を撮影したこの写真は、大きさや奥行きの把握が難しい、不自然に見えるようなモチーフで構成されています。
大きすぎる鍵、黒い円盤、埋め込まれた神殿の柱…
ありふれたディテールをつぶさに見つめるうちに浮かび上がる、都市からの謎めいた暗号。そこには、社会を反映し形作られているものたちと、構築した人間の意思とは無関係の物語が二重構造のように立ち現れます。
発行:MACK
発行年:2021年
サイズ:175 x 230 mm
ページ:32p
*サイン入り