







SOLD OUT
昭和初期に活躍した群馬県太田市の歌人、大槻三好さんと妻の松枝さん。
豊かで熱い感情を抱えた、あまりにも脆い身体。
生活、仕事、出会い、恋愛、出産、死別、2人の短くかけがえのない日々を記した歌の数々は、100年を経た今も、みずみずしく心に染み込みます。
淋しい時はぶらり山へ行つて見ろ
草木はなぐさめの言葉をもつてる
デザイナー・イラストレーターの惣田紗希さんが、本書のイラスト、エッセイ、短歌選出、装丁のすべてを手がけています。
春の日に似合う、やさしくて少しさみしい歌が丁寧に編まれています。
*2018年に太田市美術館・図書館で開催された「ことばをながめる、ことばとあるく」に出品された、
短歌×イラストレーション作品をもとにした本です。
発行:タバブックス
発行年:2019年
サイズ:176×121mm
ページ:168P