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民話の種の朗読会

小野和子著『みちのく民話まんだら――民話のなかの女たち・男たち』出版記念イベント
民話の種の朗読会

宮城県を中心に、東北の村々を半世紀にわたり歩きつづけた民話採訪者・小野和子さん。
このたび、長らく絶版となっていた『みちのく民話まんだら――民話のなかの女たち』[増補新装版]と、その対となる一冊として構想され、初めて刊行された『みちのく民話まんだら――民話のなかの男たち』[初版]の出版を記念し、民話を声にし、耳を澄ませる小さな朗読会を仙台の書店・曲線にて開きます。

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日時|2026年9月13日(日)14:30–16:30(途中退室可)
会場|曲線
参加費|無料(ワンドリンクオーダーをお願いします)
参加にあたり|なるべく本を読んできてください。本は会場でも購入できます。
ご予約不要・当日会場へお越しください。
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今年出版したこの二冊には、小野さんが東北各地で直接聞いた数多くの民話が収められています。そして、それぞれの民話には、小野さんによる「あと語り」が添えられています。そこには、民話が語られた土地の風土や暮らし、語り手たちの人生、そして土地に息づく倫理観や知性が、小野さん自身の実感とともに綴られています。民話を読むことは、昔話を知ることにとどまらず、その土地を生きた人々がなにを大切にし、どのように世界を見ていたかに触れることでもあります。
小野さんは、こんなふうにも語ります。
民話は、わたしたちの先祖が生活のなかにある喜びや、悲しみや、苦しみを、長い時間かけてとろ火で煮詰めるようにしてつくり上げた種だと思うことがあります。種は、それを受けとって育てる人の胸に芽吹いて、それぞれの花を咲かせます。
今回のイベントでは、この言葉を手がかりに、それぞれが心に残った民話を一話選び、声に出して読んでみたいと思います。
小さな声でも、読むことが得意でなくてもかまいません。もちろん、耳を傾けるだけの参加も歓迎します。一つの民話は、一人が語れば一つの響きをもち、別の誰かが語ればまた違う花を咲かせます。土地に生きた人びとの日々に思いを馳せながら、この日、この場に集まった人たちでしか生まれない時間を、ご一緒できたらうれしいです。あわせて、本書が生まれるまでの制作の背景や、小野さんとの編集の過程についてもお話しします。