
終了しました【トークイベント・作品展】『本当にはじめての遠野物語』刊行記念
わたしたちが住んでいる現世と、神様や妖怪が住んでいる異界。
その隣り合うふたつの世界が交差するお話が「遠野物語」です。
物語が生まれる境界の場所は、岩手県遠野市。
小説でもファンタジーでもなく、もうひとつの世界をめぐるほんとうの話である遠野物語。
日本の原風景を描く日本民俗学の歴史的名著は、どのようにして誕生し、広まっていったのでしょう。
本書の刊行を記念して、著者の富川岳さんと編集者の宮本拓海さんをお迎えして、柳田国男と
佐々木喜善の出会い、登場するキャラクターたち、遠野の地理など、さまざまなお話を伺います。
また、本書を彩る美しい挿絵を制作した、鳩乃羽子さんの切り絵作品の展示を行います。
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【展示】
〇期 間 2023年10月5日 (木)-10月24日 (火)
*期間中の水曜日は定休
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【トークイベント】*満席となりました
〇日 時 2023年10月7日 (土)
open 16:30 / start 17:00
〇お話し 富川 岳・宮本 拓海
〇聞き手 北野 央
〇会 場 曲線
〇参加費 ¥1,500 (+1drink¥500)
○ご予約 お名前/人数/電話番号 を下記メールアドレスへお知らせ下さい
info.kyokusen(@)gmail.com
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【富川 岳(とみかわ・がく)】
株式会社富川屋代表。作家・プロデューサー。 1987年、新潟県長岡市生まれ。
都内の広告会社でプロデューサーとして勤務した後、2016年に岩手県遠野市に移住。
地域史研究家の恩師との出会いで『遠野物語』の世界に戦慄し、深く傾倒。
以来、遠野で暮らす強みを活かして民俗学をベースとした様々なプロデュースや創作活動を行っている。
また、柳田国男も遠野滞在中に目にし、『遠野物語』序文にも登場する「張山しし踊り」にて
郷土芸能の舞手としても活動中。平地人と山人の両面を持ちながら文化振興に励む日々をおくる。
初の単著『本当にはじめての遠野物語』を6月に自費出版。
【宮本 拓海(みやもと・たくみ)】
1994年生まれ。岩手県奥州市出身。2019年4月から企画・執筆・編集を行うフリーランスとして活動。
Next Commons Lab遠野ディレクター(2019年~)、日本仕事百貨ローカルライター(2020年~)、
日本インターネットメディア協会事務局(2021年~)。将来の夢は、奥田民生のように生きること。
【北野 央(きたの・ひさし)】
1980年北海道生まれ。公益財団法人仙台市市民文化事業団 職員。2011年から2017年まで、せんだいメディア
テークで「3がつ11にちをわすれないためにセンター」などの協働事業を担当。2017年から総務課で
「仙台市文化プログラム」やコロナ禍の助成事業などの担当を経て、2023年からメディアテークに異動し、
バリアフリー事業や展覧会などを担当している。共著に『コミュニティ・アーカイブをつくろう!』がある。