







目の前に広がる心踊る風景を自身の中に取り込もうと、不確かな世界の輪郭を少しでも認識しようと描きとめられたスケッチが収められています。キンベル美術館、サグラダファミリア、ユニテ・ダビタシオン、ファンズワース邸、グラス・ハウス…。世界を旅し、土地に触れ、風景を肌で感じ、ペンを走らせる。その心地よい時間と思考の痕跡をも定着させたような、繊細で有機的なスケッチ集。
175点のスケッチに建築の風景をめぐるエッセイが添えられています。
「この絶え間なく続く世界との豊かな交わり(地図づくり)とは、学び続けて、自分が変わり続ける幸福な時間であり、このへんに、スケッチの核心がありそうだーー」
発行:左右社
発行年:2025年
サイズ:四六判変型
ページ:352p