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アンドレイ・クルコフ|灰色のミツバチ

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物語の舞台は、クリミア併合の2014年以降、ロシアとのあいだに設けられたウクライナ東部の緩衝地帯(グレーゾーン)。狙撃兵と地雷に囲まれたこの小さな村は、養蜂家の主人公と幼なじみを残してもう誰も残っていない。電気も途絶え、激しさを増していく砲撃。厳しい冬を越え、雪が溶け、やってきた春に意を決した養蜂家は、目覚めたミツバチたちを連れてクリミアを目指して旅に出ます。 戦禍のもとで書き続け、ウクライナの現状をユーモラスに描き出した寓話的物語。平和でエコロジカルな世界の象徴であるミツバチ、移動するミツバチは、戦禍を逃れてさまよう人びとの姿を投影しているのかもしれません。 発行:左右社 発行年:2024年 サイズ:四六判 ページ:464P

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