






一首をつくるとき、身体がどこにあったとしてもひとりであるという。けれども今の「ひとり」は、短歌をつくり始めたときと同じ「ひとり」ではない。そう話す歌人・木下龍也さん。今ではたくさんの存在を内包した「ひとり」は、日々の風景の中に何を見ていたのでしょう。
花と死と神様の歌が多いと感じる。誰かといっしょにつくるときよりも、ポップさの中にある哀しみや怒りが切ないほどに伝わる第三歌集です。
発行:ナナロク社
発行年:2022年
サイズ:四六判変形
ページ:160p
*表紙の色は5種類ありますがお選びいただけません。ランダムにお届け致します。