








看板をモチーフとした作品をはじめ、映像、ドローイング、インスタレーションなど、形式を特定せず作品を展開している美術家の中﨑透さん。2018年から2021年までの主要な作品と展覧会の様子を集めた作品集です。
部屋中へ、建物へ、街へと拡張していく中﨑さんの作品は、作品と風景の、過去と現在の境界もどんどん飛び越えていきます。そのカーテンのすこしめくれた裾さえも既に作品となった跡かもしれない。見るものにそんな視点をもたらし、何かがはじまる予感に満ちた、あくなき探求の軌跡です。
発行:salon cojica
発行年:2021年
サイズ:B5判
ページ:156p