







風景が風景ではなく、光、水、風という気象と、植物や建築とが変化しながら戯れている様子に見えてきたという坂口恭平さん。
自身のライフワークともいえるパステル画で、毎日変わりゆく土、風、光、水、をまるで写真に撮るようなスピードで描いています。
生命に対する慈愛に満ちたまなざし、切実なまでの日々への賛歌。
光と影、風と匂いのコンポジションは、印象派や抽象表現主義の画家たちの面影を感じさせます。
畑へと向かう道、湖や海、山など237作品をフルカラーで収録。
前作『Pastel』も合わせてご覧ください。
発行:左右社
発行年:2021年
サイズ:B5判変形
ページ:276p