スペインの写真家、リカルド・カセス。
ビーチ、吹奏楽、ヤシの木、建設業…。それぞれのモチーフが組み合わさり、壮大な不協和音を奏でるこの本は、ページ内の一部分が切り抜かれ、イメージの向こうにもうひとつのイメージが現れるという、写真集でしかできない仕方の表現を試みています。
レバンテ地方の乾いた土、眩しい日差しと熱風を感じる、カセスの美学が詰まった一冊。
まえがき、あとがき、解説と題すようなポエティックなテキストがいっさい含まれていないところも、想像を掻き立てる魅力となっています。
発行:torch press
発行年:2020年
サイズ:237 x 160 mm
ページ:64p
*部分的にイメージを切り抜いている箇所があります