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【こちらの本は再入荷の予定はございません】
山の村や浜辺の町を訪ね、長い年月をかけてたくさんの民話を聞き歩いてきた、民話採訪者・小野和子さん。
楽しかったり、面白かったり、不思議だったりするこの小さなお話たちは、虚構の物語として成り立っている民話の背後に、生きるための激烈な戦いとしての「暮らし」が横たわっていることを教えてくれます。
「これらの話をとおして、この世の中には、たのしいこと、ふしぎなこと、おもしろいこと、そしてかなしいことがいっぱいあるのだということを、幼い人たちに知ってもらう縁になればと思います。
それから、人間だけじゃなくて、動物も植物も、みんな命をもって、わたしたちといっしょに生きているのだということを感じてもらえたら、この小さい話たちは、どんなによろこぶことでしょう。」
(うしろがきより)
画:澁谷夏海
発行:みやぎ民話の会
発行年:2015年
サイズ:210×148mm
ページ:276p